ミュージカル 「生きる」
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心が疲れてくると、頑張っている人たちから元気をもらいに舞台を観に行きたくなります。
今日は黒澤明監督没後20年記念、名作「生きる」の日本初上演オリジナルミュージカルを観に行ってきました。
http://www.ikiru-musical.com/
ずっと前に「生きる」ミュージカル化の公開記者会見のチケットが当たって、劇中歌「ゴンドラの歌」を主役の加賀丈史さんと市村正親さんによる生歌で聴く機会があり、ちょっと地味な物語だけどこれは観に行かないと後悔するかも~どうせ行くなら千秋楽に!
と、半年前にチケットを購入してずっとお財布の中に入れていたのが、やっと日の目を見ましたが、いろんな意味でタイムリーだったし元気になれました。

物語は30年間真面目一筋で生きてきた市役所職員の渡辺勘治が、がんで余命半年と知り、生きているうちに何かを残したいと一大決心して周囲の反対を乗り越えて町の一角に公園建設を実現するという話です。
「ゴンドラの歌」をブランコに乗りながら歌う場面は一部分として見たことがあっても、ちゃんと映画全部は見たことありませんでしたが、あらすじを聞いてよくこんな地味な話をミュージカルにしようと思ったな、というのが正直初めの印象でしたが、それは世界のクロサワ。
いろんな国の演劇関係者の人に「日本の映画で何が好き?」とリサーチしたとき、アキラ・クロサワの「生きる」が共通して「好き」という答えが多かったので、これを世界に通じるミュージカルにしよう!というプロジェクトが生まれたのだそうです。

演出の宮本亜門氏ほか音楽も作詞もキャストも一流の人材を集めただけあって、2時間という短い時間でしたが濃~い舞台だった。
私が見たのは加賀丈史版でしたが、大好きな 「命短し 恋せよ 乙女…」の「ゴンドラの歌」を最後に歌う場面は、もう涙涙…。
客席は満員で立見席も数10人いましたが、何度もやったカーテンコールは皆さん泣きながらスタンデイングオベーションで、この場に一緒に居られた感動と幸せこの上ない…。
千秋楽でよかった。
市村版も観たくなったし、何度も行って癖になりそうで、破産します(笑)
実際リピーターがたくさんいらっしゃるようで、拍手や手拍子のタイミングは言い合わせたように心得てる…。
そしてまた、普段ミュージカルを見に来るお客さんに比べると年齢層が髙くて男性客が多いのも成功の一旦だと思う。

再演も決まったようだし、ゆくゆくはニューヨークのブロードウエイで上演したいとプロデューサーが記者会見で言っていたのも夢じゃないかも。
再演するなら、次は市村版を観なくては。
実際に渡辺勘冶と同じ病気になったことがある市村さんは、加賀版よりさらに重厚な歌と演技ということなので、観るのは勇気がいりそうですが。

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写真は上演されたACTシアターのカフェの特別メニューで、「たらい回しロールケーキセット」です。
役所って面倒なことは、たらい回しにされるって言う印象だけど昭和27年の設定ですが、今はどうなんでしょう??

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Author:kulaladoll
人形作家:神奈川県在住。創作活動の傍ら鎌倉と川崎で人形教室を開いています。

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