【人形と香水のコラボ】 香りとは「自己の存在証明」
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いろいろ香水について調べたり考えたりしているうちに段々世界が広がって楽しくなってきました。

以前に教室に来ていた映画館でバイトしていた生徒さんに「パフュームという映画、なかなかお勧めです。ラストが凄い!!」と教えられ、ストーリーを良く知らずにレンタルしました。
3年ぐらい前に観た当時は香水など全く興味が無かったので一度観てそのまま忘れていましたが、今回香水に関わる仕事をすることになってしまったのでもう1度観てみました。

原作はパトリック・ジェースキントのベストセラー小説「香水 ある人殺しの物語」
映画が面白かったので原作も読み始めました。
映画のポスターも綺麗でしたが本の表紙もワトーの「ユピテルとアンティオペ」の絵からで素敵です♪

時代は18世紀のパリ。ひと言で言えば究極の香水を求めて殺人を犯し続ける香料師の物語で、映画では香りはしないけれど、映像で香りを表現していて匂ってきそうでした。
主人公のグルヌイユが何故、ここまで香りに執着したのか。
それは、彼自身が人に愛されたことがなかったことと、天才的な嗅覚を持っていながら自分の体臭が全くなかったことで自己の存在を確認できなかったのが原因なのだと。

Yhoo知恵袋に書いていた人の文章を読んでみて、いろんな疑問点が良くわかりました。

『体臭が無い。この特性がグルヌイユの特異な能力と、誰からも存在を得られない原因なのではないでしょうか?
彼に関るすべての人間が、何らかの原因でことごとく命を落としてますしね。
体臭の無い人間が最後この世から消えた時、彼を知るものは誰もいない、そもそも初めからいなかったかのように、、

つまり、臭いとはその人の存在証明なのではないかと問いかけている作品だと思います。

最後の涙は、望むべく作り上げた香水であっても、本当に愛を知らなかった主人公が最後まで得られなかったものが愛情だった
のではないかと気づき、絶望したのと、少女への臭いの執着ではなく、単純に他者への愛情を感じとれなかった事だと
気づいた瞬間だったのではないでしょうか?

この映画はグルヌイユの臭いに対しての執念に感情移入して見るのが正しい見方じゃないかなと思ってます。』

つまり香りとは「自己の存在証明」であるのだ と。

香りって…奥が深くて大事なものなんだ。
ここまで究極の香水が作れたら本望ですけれど。
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kulaladoll

Author:kulaladoll
人形作家:神奈川県在住。創作活動の傍ら鎌倉と川崎で人形教室を開いています。

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