人形教室の その先9
プランタン人形展のあと、少しずつお話を貰えるようになりました。
ある雑誌に作品を載せた縁でオーストラリアの展覧会の話をもらい、参加費用がかかるけれど海外旅行に行かれない自分の代わりに人形に行ってもらおうと思って貯金をはたいて送り出したら、奨励賞をいただいてしまい、それがまた少し私に勇気をくれました。
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その頃鎌倉駅と北鎌倉駅のちょうど中間に「てらむ」という名前のちょっとおしゃれな雑貨屋さんがありました。
作家ものの陶器や草木染のスカーフ、アクセサリーやインテリアなどがセンス良く並べてあり、私が名前を知っている作家さんの創作人形も置いてありました。

ある日勇気を出して飛び込みで「人形を作っているのですが、置いていただけないでしょうか」と作品の写真を持って行きました。
店主は上品で素敵なご夫婦で丁寧に話を聞いてくれ「売れるかわかりませんが置いてよいですよ」と承諾してくれました。
嬉しくてホームページや、いろんなお友達に宣伝しまくったのを憶えています。
「てらむ」は残念ながら、ご主人がご病気になってその後3年ほどで閉店してしまいました。
でもそこに少しの間でしたが人形を置かせてもらったことが、偶然にまたその後の私の人形人生を変えました。

前にお教室の生徒さんに「チャンスの女神は前髪しかなくて、後ろは禿げてるんですって。前髪をつかめなかったら追いかけても無駄なんだって」と教えてもらったことがありますが、そうなんだろうなーと思います。
「やりたい!やろう!」と思い立った時が吉日なのでしょうね。


前の話の続きです。
「てらむ」に人形を置いてもらって1ヶ月ぐらいしたある日、お店から突然電話をもらいました。
人形が売れたのか?と思ったら違いました。
「あなたに人形展の審査員を頼みたいという話が来ている」と言われました。
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kulaladoll

Author:kulaladoll
人形作家:神奈川県在住。創作活動の傍ら鎌倉と川崎で人形教室を開いています。

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